モダナイゼーションのための最適基盤

Cloud Premium Services ハイブリッドクラウド

ハイブリッドクラウドで、オンプレ、パブリッククラウドそれぞれの環境のメリットを活かして、セキュリティやコンプライアンス、独自性を向上させた企業にとって最適な基盤を実現します。

AI 時代のクラウド基盤とは

ビジネスのあらゆる場面において AI のサポートが普通になる時代、企業はセキュリティやコンプライアンスへの対応を今まで以上に求められます。一方、処理の対象となるデータは膨大になり、高度な処理能力が必要となります。そんな時代にオンプレミス、パブリッククラウドどちらか一方では限界がある場面も発生します。企業にとって最適な基盤へのモダナイゼーションには、ハイブリッドクラウドの検討も重要です。

ハイブリッドクラウドのメリットとは

コスト

オンプレミス環境では、ハードウェアやソフトウェアの初期費用がかかりますが、ランニングコストは比較的安価です。一方、パブリッククラウドでは、初期費用は抑えられますが、ランニングコストがかさむ可能性があります。

スピード

たとえば AI システムの処理には、CPU や GPU などの高性能なコンピュートリソースが必要になります。オンプレミス環境では、これらのリソースを自社で調達・運用する必要があるため、環境を作るための時間も手間もかかります。一方、パブリッククラウドでは、必要なリソースを必要な時に必要な期間だけ利用できるため、より迅速な展開を実現することができます。

最適な基盤

具体的には、以下のような構成が考えられます。

オンプレミス環境に、データベースやストレージなどのデータストアを設置する
パブリッククラウドに、AI モデルのトレーニングや推論を行うための GPU リソースを用意する

この構成では、データストアのコストは安価に抑えつつ、処理のスケーラビリティと柔軟性を向上させることができます。もちろん、具体的な構成は、システムの要件や運用状況によって異なります。例えば、以下のようなケースでは、オンプレミス環境で処理を行うことも検討できます。

機密性の高いデータを扱うシステム
リアルタイムで処理が必要なシステム
自社独自の処理や機能を必要とするシステム

このように、最適な構成は、データストアや処理の場所を組み合わせて検討することで処理能力やコストの最適化を実現することが可能となります。

Cloud Premium Services ハイブリッドクラウドとは

企業の仮想基盤として最適な要件を探る無償の「仮想基盤アセスメント」からオンプレミス、パブリッククラウド混在のシステム基盤の設計、構築、運用管理まで総合的に提供するソリューション群です。

Cloud Premium Services ハイブリッドクラウドの特徴

クラウドへの段階的移行: ハイブリッドクラウドでは、オンプレミス環境とパブリッククラウドを組み合わせて利用するため、クラウドへの段階的な移行が可能です。

例えば、まずはオンプレミス環境で実施していたテスト環境や開発環境をパブリッククラウドに移行しながら、コスト削減や運用負荷の軽減を実現し、クラウドの特徴を理解しながら、徐々にクラウドへの移行を進めることで、リスクを抑えながら移行を完了することができます。
CAF に精通している JBS が支援することで効率的に高品質な移行が可能です。

業態にあったセキュリティや コンプライアンス: 例えば、顧客情報や機密情報を扱うシステムは、オンプレミス環境で厳格なセキュリティ対策を実施することができます。社員がどこからでも広くアクセスする業務については統一されたアクセス制御が必要となります。
データの暗号化やアクセス制御などの対策は、オンプレミス環境とパブリッククラウドで連携して実施することで、データの安全性を高めることができます。
Cloud Premium Services では最新のセキュリテイやコンプライアンス準拠のための運用や管理サービスが充実しています。オンプレミスから Microsoft Azure まで Active Directory を使った統合的な ID 管理も JBS におませください。

構築、運用管理コストの最適化: 例えば、オンプレミス環境では、自社でハードウェアやソフトウェアを調達・運用する必要があり、初期費用やランニングコストがかかります。一方、パブリッククラウドでは、必要なリソースを必要な期間だけ利用できるため、初期コストを抑えることができる一方ランニングコストはかさむ場合があります。
お客さまにとっての最適な基盤は何か、各種アセスメントやワークショップでしっかり検討することで、導入から運用まで含めてコストの最適化が図れます。

Cloud Premium Services ハイブリッドクラウドのラインナップ

戦略・計画

準備・導入

Azure Stack HCI 紹介ワークショップ（無料）

- お客さま環境を適性アセスメント -

オンプレミス、クラウド環境の統合、運用管理を実現するマイクロソフトの Azure Stack HCI の概要を紹介します。オンプレミス環境と Microsoft Azure を調和させ、バランスよく付き合っていく、Azure Stack HCI によるハイブリッドクラウドについて学ぶワークショップです。

詳しくはこちら

クラウドマイグレーション for Microsoft Azure

手間がかからない Azure 移行を

既存環境にあるサーバーを Microsoft Azure へ JBS が移行します。Microsoft Azure 導入を成功に導くフレームワークである CAF を活用して移行を進めるため、安心して Microsoft Azure を利用し始めることができます。

詳しくはこちら

ハイブリッドクラウドソリューション for Azure Stack HCI

お客さまだけのプライベートな Azure 環境を社内に構築！

自社オンプレミス環境内に Microsoft Azure と同等のクラウド環境を構築できる Microsoft Azure Stack の導入をサポートします。検証、契約、構築や運用など、すべてのフェーズで必要になるサービスを JBS がワンストップで提供します。

詳しくはこちら

個別 SI

お客さまの課題や環境に合わせて最適な基盤の設計、構築を支援します。また導入後の運用管理のしやすさも見据えた構築を実現します。

お問い合わせはこちら

運用管理

the MATRIX for マネージドシステムサービス

複雑なハイブリッドクラウドの運用監視をスピーディーに提供！

オンプレミスとクラウドが混在する環境の統合マネージドサービスとして継続的なシステム稼働の安定性を実現します。常に要求される「急激に変化する IT 環境への対応」と「コンプライアンス確保」を支える運用を可能にします。

詳しくはこちら

マネージクラウド for Microsoft Azure

クラウド運用にもう迷わない

Microsoft Azure で構成されたお客さまのシステムに対する定期的なチェックと JBS エンジニアの柔軟な対応で、日々発生する問題に対処するだけでなく、これから導入するシステムに向けたアドバイスを行い、Microsoft Azure 運用に関するさまざまなお悩みを軽減します。

詳しくはこちら

JBSが選ばれる理由

Azure Expert MSP 認定パートナー: JBS は Microsoft Azure（以下、Azure）に関連するサービスについて特に高度な専門性を有するパートナーとして、日本マイクロソフトの認定最上位プログラム Azure Expert MSP を取得しています。また、同じく日本マイクロソフトが主催するマイクロソフトジャパンパートナーオブザイヤーを 10年連続で受賞しています。

豊富な導入実績: JBS は多岐にわたる業界のお客さまへ年間 200件を超える Azure の導入実績があるため、クラウドならではの考慮ポイントを熟知しています。その実績やノウハウをもとに、お客さまにとって最適なソリューションを厳選し、提案します。

スペシャリストが 導入～運用までをサポート: 1000名以上のエンジニアが Azure の資格を保有する JBS では、クラウド基盤設計のフレームワークとなる Cloud Adoption Framework と Well-Architected Framework をもとに、クラウドの導入から運用までを徹底的にサポートします。そのため、お客さまは統制されたクラウド活用を推進できます。

「JBS Cloud Suite」はお客さまの DX 推進をサポートします

JBS Cloud Suite は、企業や組織のクラウド DX 推進を支援する統合されたサービス群です。
戦略策定から運用保守をワンストップで支援する Cloud Premium Services とライセンスの利用状況を可視化する Smart Cloud Controller の二つで構成されます。

JBS Cloud Suite とは
 Cloud Premium Services とは
 Smart Cloud Controller とは